マンガでわかる 最高の結果を引き出す心理交渉術
Genre:ビジネス/心理学/コミュニケーション(マンガ実用)
著:メンタリストDaiGo
脚本:蛭田直美
マンガ:長谷川梢
出版社:徳間書店
発売日:2016年9月
評価:
概要
心理学に基づく交渉術をマンガ形式で楽しく学べる実践書です。
日常やビジネスのさまざまなシーンで使える交渉テクニックを、読みやすいストーリー仕立てで紹介しています。
基本的な心理理論だけでなく、「なぜ効果的なのか」という根拠もわかりやすく説明されており、交渉初心者でも具体的なイメージをつかみやすい構成になっています。
【読むと得られるメリット】
こんな方におすすめ
- 交渉や人間関係でのコミュニケーション力を高めたい方
- 営業、接客、社内折衝などで結果を出したいビジネスパーソン
- 心理的アプローチを使った説得・対話スキルを身につけたい方
- 難しい理論書よりマンガで直感的に学びたい方
- 実生活や仕事の対話で「うまく伝える力」を強化したい方
読むメリット
- 交渉の基本心理と実践テクニックが、マンガで直感的に理解できる
- 相手を理解して説得力を持たせる話し方が身につく
- 感情や思考のクセに左右されず、冷静に交渉を進める力がつく
- ビジネス・日常会話でのコミュニケーション成功率が上がる
- 心理学の専門知識がなくても、すぐに使える具体例が豊富
【感想】
心理学に基づく交渉術を、マンガでわかりやすく解説した実用的な入門書です。
理論と実践がストーリーの中で自然に結びついており、読み進めるだけで「交渉でどう動くべきか」が具体的にイメージできる構成になっています。
単なるテクニック集ではなく、人の心の動きに根ざしたアプローチが中心なので、仕事だけでなく日常の人間関係にも応用しやすいのが魅力です。マンガ形式のためテンポよく読めて、専門書ほどの負担もなく、サクッと全体像をつかめます。
特に印象に残ったアプローチを挙げておきます。
・返報性の法則
贈り物は「先手必勝」。何かをしてもらうと「お返しをしなくては」という心理が働く。手間がかかっているものほど効果が高く、たとえば“手書き”の威力は想像以上に強い。・ウィンザー効果
人は、当事者から直接聞くよりも、第三者を介した「聞いた話」のほうが信憑性を感じやすい。・自己開示の法則
弱点を見せてくれた相手には、こちらも心を開きやすくなる。・初頭効果
最初の印象が、その後の評価に強く影響する。・不信のサイン
①腕を組む ②身体をそらす ③目をそらす ④手や口元を触る・YESセット
①相手が確実に肯定する質問を重ねてから本題に入ると「YES」を引き出しやすい。
②何かを飲み込んだ瞬間は肯定しやすい。・広告の心理トリック
①新情報 ②得られるメリット ③興味をあおる言葉 ④手軽感 ⑤信憑性
⑥写真と文字の比率は1:2、もしくは2:1が効果的
⑦最も印象に残るキャプションの位置は写真の真下
心理交渉の基礎と実践を短時間で学べる1冊として十分役立ちます。
ただし、著者のDaigo
交渉やコミュニケーションの基礎を、心理学の視点から体系的に理解でき、すぐに応用できる力が身につくと思うのでお勧めです。
