会社のSNS担当になったらはじめに読む本

Genre:ビジネス/SNSマーケティング/運用実務

著:落合正和

出版社:すばる舎リンケージ

発売日:2020年3月

評価:

評価 :4/5。

概要

企業の公式SNSアカウント運用のはじめに読むべき教科書として、SNSマーケティングの基本知識から実践的な運用ノウハウまでをわかりやすく整理した一冊です。Twitter、Instagram、Facebook、LINEといった主要SNSの特徴や効果的な投稿コンテンツの考え方、コンテンツ分析、炎上対策、SNS広告のポイントなどを、初心者でも理解しやすいステップで解説しています。SNS担当者として“何から始めればいいのか”が体系的に学べます。

【読むと得られるメリット】


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p114
【感想】
SNS担当になったものの「何から手をつければいいのか分からない」と悩む人にとって、基礎を一から整理できる安心感のある一冊です。企業SNS運用の全体像を体系的に学べるため、初心者でも迷わず実務に入れる構成になっています。

SNSマーケティングの考え方や投稿設計の土台を丁寧に解説しているため、単なるテクニック本ではなく“応用力が身につく入門書”という印象です。特に、Twitter・Instagram・Facebookそれぞれの特性を踏まえながら、投稿企画→配信→分析→改善という実務の流れが明確に示されている点が実践的。炎上対策や広告活用にも触れており、企業公式アカウント運用の基礎を一通り押さえることができます。
本書で特に重要だと感じたポイントは次の2点です。

SNS運用の成果を左右するのは、具体的でリアルなペルソナ設定であることが丁寧に説明されています。

ペルソナに盛り込む要素

  • 年齢・性別・居住地
  • 職業(業務内容・役職)
  • 収入や貯蓄状況
  • 最終学歴
  • ライフスタイル(起床・就寝時間、通勤時間、休日の過ごし方)
  • 性格・価値観
  • 家族構成や人間関係
  • 趣味・興味関心
  • 不満や悩み
  • インターネット利用状況・利用時間
  • 使用デバイス

重要なのは「具体的でリアルに存在しそうな人物像」に落とし込むこと。自社に都合のよい理想像を設定してしまうと、コンテンツが空回りする。

企業SNS運用において話題化を狙う際のポイントも整理されています。

  • 斬新さ・驚きがある
  • 思わず突っ込みたくなる要素
  • 誰かに話したくなる内容
  • 高いクオリティ
  • 意外性やギャップ
  • 地域限定など“自分事化”できる設計
  • インフルエンサーの活用
  • 参加しやすいキャンペーン
  • 話題のニュースとの関連付け
  • インパクトのあるプレゼント企画
  • タイムライン上で目を引くクリエイティブ

ただし、本書が強調しているのは「バズありき」ではないという点。あくまでペルソナに沿ったコンテンツ設計が土台にあり、その上でこれらの要素を加えるというバランス感覚が重要。

ページ数も比較的コンパクトで、忙しいビジネスパーソンでも読み切りやすいボリューム。「会社のSNS担当になったら読む本」「企業SNS運用 入門書」「SNSマーケティング 基礎」と検索している人にとって、ネットで安心して購入できる基礎固めの一冊だと感じました。

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